企画・開発・設計
『お客様に喜んで頂ける商品作りが私たちの物づくりの最大の喜びです』をスローガンに、独自の商品企画・開発を行っております。試作のための設計CAD(コンピューターによる製図)やCAM(工場機械の制御データ)を利用し、一貫した自社工場生産を行うことで精度の高い商品を作ることができます。弊社は、常に新しい生活スタイルの提案を追求し続けています。
木取り
べニア合板やMDF(突板貼/プリント化粧紙貼等)を部品のサイズに合わせて、カットします。 また、芯材(桐、パーティクルボード等)は、均一な厚さに調整された材を部材の長さに合わせてカットします。
フラッシュ加工
「フラッシュ構造」とは枠組された芯材に合板等を貼り合わせてパネルを作る方法を言います。貼り合わせた後、糊が乾燥するまでプレスで圧力をかけ、本体の一部となるフラッシュ板を作ります。
サイザー
フラッシュ板に仕上げた部材をパーツサイズに合わせ、四方を正確にカットします。
小口処理
カットされたフラッシュ板の小口に無垢材や小口テープを貼っていきます。
NCボーリング・ダボ打ち
「NCボーリング」とはコンピューター制御で正確に板に穴を掘ったり、削ったりする機械のことです。ダボ接合等に必要な穴を開け、接着剤を入れた後、木ダボを取り付けます。 この段階で、やっと1つの部品になります。
組み立て
全ての部品が揃い本体を組み立てます。直角が出るように大きな組立プレスでしっかりと締付け、壁板にピンタッカーを打ち込み固定させます。
木取り
木目の方向を確認しながら木材の欠点などを取り除いていきます。素材を選別し、カットしたり削ったりして板の厚み・幅・高さを揃えて1つの部材(戸枠・前板等)を作ります。 その後、NC加工へという流れになります。
木を読みながら無駄がないように木取りをするには、長年の経験と勘が必要です。
ラミネート
高周波接着にて短時間で無垢板を接ぎ合わせます。幅広い板材を作ることができるので、テーブルの天板や広い前板などを作っていきます。
NC加工
「NC加工」とは、コンピューターの数値制御(NC)による機械の加工方法です。切削りや切断・穴あけ加工・彫刻等複雑な加工を正確に行います。
研磨・塗装(下塗り・中塗り)
加工を終えた前板等を研磨塗装していきます。ウレタン塗装の場合は、生地研磨→下塗止め着色(ワイピング)→乾燥→下塗り(シーラー)→中塗り(サイディング)→乾燥→塗膜研磨→補色(特に仕上げ塗装で塗りにくい部分等)の順に行います。
取り付け
扉
蝶番・戸車等を取り付ける堀込加工から取付け・調整までを行い、本体に立て付けていきます。
引き出し
引き出しとなる桐の部材加工(蟻組/矩形組み手接ぎ)から始まり、箱組・擦り込みの後、前板をビスでしっかりと留めたら本体に差し込んでいきます。
仕上げ
下塗り・中塗り塗装もそうですが、仕上げも全て手吹きにて行なっています。人の目・人の手で仕上げることで、細かな傷のチェックや素材の濃淡等に応じた色付けをしていきます。
職人の目で一つ一つ丹念に仕上げていきます。整までを行い、本体に立て付けていきます。
検品・梱包
傷等のチェックだけでなく、扉・引き出しの具合や色の確認等多くの項目を検品していきます。
その後、検品をクリアしたものを梱包して出荷となります。
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